倒産件数は全体では減少、でも気になる傾向が
このところの景気好転を受け、倒産件数は全体では減っているようですが、8/4付日本経済新聞朝刊に気になる記事が掲載されていました。
「放漫経営」倒産5%増~上期、民間調べ 全体件数は減少~
好況期には経営者の判断ミスや会社の私物化によって倒産が増加する傾向にあり、今年の1~6月について前年比5%増でいわゆる「放漫経営」による倒産が増えているようです。
売上が好調だと、イケイケドンドンになり、支出が派手になったり、本業以外へ投資したりするケースが増えます。損失が巨額となり、即倒産につながります。
税理士など第三者のチェックが重要
中小企業では社長の力が圧倒的なため、社内のチェックが働きにくく、一旦悪い方向に行くと止めることが難しくなります。やはり、第三者である我々税理士などが、毎月数字を把握し、タイムリーにアドバイスをさせて頂かなければならないなと実感しております。