会計で未来を変える!コラム①将来は過去の実績から推測する!

会計は所詮、過去の記録です。しかし、この記録を日々正確に記録し、振り返ることで、未来を予測できるようになるのです。今回は、会計とは違う分野ですが、野球を例にとってみたいと思います。

過去の打率等実績から結果を予測する・・・プロ野球観戦の楽しみ

最近残念ながら野球中継は少なくなってきましたが、それはともかく、テレビでは必ず、打者であれば打率・打点・本塁打、またピッチャーであれば勝敗数及び防御率など過去の実績が表示されます。

仮に過去の実績数字が表示されなくなった場合、はたして野球中継を見る気がするでしょうか?

例えば打者の過去の実績を数字で示すことで、選手のことをよく知らないとしても、どの程度の選手であるのかが予測できます。また、最近1か月、あるいは10試合の成績をみることで、調子が上向きであるのか、下向きであるのか、もつかむことができます。

勿論数字は所詮過去の実績なので、裏切られることはよくあることですが、見る側としては色々な期待を頭に浮かべつつ、結果を予測する喜びを味わうことができます。

実は会計も同じです。所詮会計は過去の記録でしかありません。しかし、少なくとも会社がこれまでたどってきた道を客観的に記録したものなのです。数字が悪くなりつつあるのであれば、その原因は何であるのか、考えるきっかけを与えてくれるツールなのです。そのうえで未来のために準備を進めていく。こんな役割があります。

会計は決して過去を振り返るだけのものではありません。未来を予測するためのツールなのです。

 

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